目的：

子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供し、地域のつながりを育むことを目的とした子ども食堂事業。

主な活動内容：

• 子ども食堂の運営
• 定期的に温かい手作りの食事を提供。誰でも参加できる開かれた空間を目指しており、食を通じた交流の場となっている。
• 学習支援・遊びの時間
• 食事の前後に学習の見守りや遊びの時間を設け、子どもたちが安心して過ごせる時間を確保。学生ボランティアも積極的に参加。
• 地域交流イベントの実施
• 季節ごとのイベントや多文化交流企画などを開催し、地域住民や外国ルーツの家族も巻き込んだ交流を促進。

運営体制：

高校生・大学生を中心としたNPO法人アスワードのメンバーが主体的に企画・運営。地域住民や支援団体との協力体制も築いている。

特徴：

• 年齢や国籍を問わず誰でも参加可能
• 学生主体で子どもの声に寄り添う運営
• 地域コミュニティの活性化を促進

私たちNPO法人アスワードは、「子どもが安心して過ごせる場所をつくりたい」という思いから活動を始めました。高校生や大学生が中心となり、地域の子どもたちのために学習支援や子ども食堂、放課後の居場所づくりなどを行っています。

たとえば、週に数回開いている「子どもひろば」では、宿題をしたり、一緒に遊んだり、温かいごはんを食べたりしています。また、地域の人たちと協力して、季節ごとのイベントやフードドライブ（食品の寄付活動）も開催。最近では、外国にルーツを持つ子どもたちと地域の交流を深める「多文化交流会」も始めました。

活動を通して、子どもたちがのびのびと育ち、学生も地域とつながる貴重な経験をしています。これからも「誰も取り残さない地域づくり」を目指して、仲間とともに挑戦を続けていきます。

アスワードが運営する「ヒカリエキッチン」は、地域の子どもたちや保護者、学生、高齢者など、さまざまな人々の居場所として親しまれてきました。特に子どもたちにとっては、学校や家庭とは異なる“第三の場所”として、安心して過ごせる空間となっています。

運営当初と比べて利用者は着実に増え、毎回多くの子どもたちが温かい食事を楽しみに訪れるようになりました。さらに、子ども食堂をきっかけに地域の方々が顔を合わせ、世代を超えた交流が生まれています。保護者同士の会話や、学生ボランティアとのふれあいも増え、地域に小さなコミュニティが育ちつつあります。

ヒカリエキッチンは単なる「食事の場」ではなく、「人がつながる場」として大きな役割を果たしており、地域の子どもたちが笑顔で育つ環境づくりに貢献しています。