BOON

あなたの寄付で子どもの人生を支える居場所をつくります

  • local_offer子どもの教育
  • local_offer社会教育推進
  • local_offerその他

本法人は、社会に貢献できる青少年の健全育成を主な目的としています。具体的には、相互扶助を前提とする現代社会において青少年を「相互扶助の理念を守り、社会の一員として働き、社会に貢献する人材」へと育てることを目標に、 ①青少年の学習支援・生活支援等 ②保育または教育関係者あるいは保護者の支援 ③社会貢献活動を青少年が体験できる場の提供 を行っています。

  • 0件
  • ¥0

子どもの居場所 ゆらら

事業の目的

子どもが、自立し、共生社会の支える一員となれるよう、不登校・引きこもり等の困りごとを抱える子どもたちのために生活・学習習慣作りができる場や様々な体験機会を提供すること。

特に、「子どもが社会に向き合うためのエネルギーを高めていけるよう、自分らしくありのまま過ごせる空間の提供」「生活・学習支援を含んだ、自立に向けた支援」「体験不足の子どものために様々な体験活動の場の提供」「社会に出る意欲を持った子どもが他の参加者や大人と交流、協働する場の提供」を行っていきます。

これまでの活動

例1

子どもたちは、自分が持ってきたゲームを他の人にも貸しながら一緒に取り組む。

大人も操作方法を教えてもらいながら一緒に取り組み、活動の合間にお菓子を食べながら談笑。

最後はみんなで片付けをして解散した。


例2

体験活動でアクセサリー作りをした。多くの子どもが入れ替わりながら講師とアクセサリーを作り、待っている人はボードゲーム等で遊んでいた。

大人も一緒に作り、お互いの作ったものを見せ合いながら、お話をした。

最後はみんなで片付けをし、講師にお礼を言って解散した。


例3

普段よりも大きな部屋を借り、卓球をした。

コミュニケーションを取りながらラリーを続けたり、点数を数えてミニゲームをしたりして、体を動かすことを楽しんだ。

運動が苦手な子どもや大人も、やっている人を見ながら一緒に談笑していた。

これまでの事業成果

本活動は、引きこもり、不登校または困りごとを抱える子どもに対し、安心して過ごせる居場所を提供し、体を動かしたり、一緒に遊んだり、話したりしながら、参加者の社会参加意欲、自己肯定感、自己有用感を高めてもらうことを目標としていた。第1期(2024年9月から2025年8月)は活動を通して、下記のような成果をあげている。


①子どもの居場所を週1回4時間、計51回実施。体験活動を月1回、計11回実施。

②悩みや困難を抱え、場合によっては社会に出ていくことに疲れた子どもが、ゆっくりと過ごし、心のエネルギーを高めていく過程で自己肯定感を向上させていくことがわかった。

③子どもたちが居場所で高めたエネルギーを発揮し、他者との交流、社会参加、新しいことへの体験を行ってくれた。

④子どもがゆっくりと過ごせる空間を維持するために、スタッフが専門家と一緒に事例検討したり、研修を受けて自信を持ったりすることが子どもとスタッフの関係変容につながった。