あなたの寄付で社会福祉制度で救えない「制度の狭間」にある支援の仕組みを、自分たちの手でつくり、地域の力で支えていきます。
蒼天は、子どもからお年寄りまでを対象に支援活動を行う社会福祉法人です。 東日本大震災の翌年2012年4月より、自殺対策と精神障害者支援をしていくために特定非営利活動法人SMSCを設立して活動していました。障害者支援に始まり、子どもの貧困問題、高齢化の問題に取り組む中で、2019年に茨城県稲敷市と包括的な地域福祉事業の連携に関する協定を締結。同年、廃校となった小学校を活用してみんなの学校プロジェクトをスタートしました。 法人の目的を「地域協生社会の実現」として、2021年に社会福祉法人を設立しました。
子どもも障害者も高齢者も 地域まるっと みんなのための福祉を
人は誰もが、子ども時代から高齢期まで、それぞれのライフステージでさまざまな壁や悩みに直面します。
学校に行けない子ども、働きづらさを抱える障がいのある人、孤立してしまう高齢者、支えを求めても届かない人たち。
けれど、その誰もが「地域の中で安心して暮らしたい」という想いは同じです。
私たち社会福祉法人蒼天は、そうした一人ひとりの課題に寄り添い、みんなが支え合い協力して生きていける「地域協生社会」をつくることを目指しています。
蒼天の特徴は、制度の中だけにとどまらない支援です。
既存の福祉制度でカバーしきれない部分にも目を向け、必要な支援を「自分たちでつくり出す」ことを大切にしています。
「あってよかった」よりも、「なくては困る」存在へ。
それが、私たち蒼天の目指す福祉です。
私たちの活動の原点は、2011年の東日本大震災でした。
翌年の2012年4月、私たちは「精神的な病や傷痍があっても安心して生きられる社会をつくりたい」という想いから、特定非営利活動法人SMSCを設立し、自殺対策と精神障害者の支援活動を始めました。
その活動を続ける中で見えてきたのは、貧困の問題でした。
経済的な理由から進学や学習の機会を失う子どもたち、家庭の事情で孤立する若者たち。
そこで、生活困窮世帯の子どもを対象にした学習支援事業を立ち上げました。
さらに、障がいのある方々の高齢化や、地域全体の産業の担い手不足といった新たな課題にも直面しました。
「障がい」「高齢」「貧困」そのすべてが、実はつながっている。
だからこそ、支援の枠を超えて、地域全体で人を支える仕組みが必要だと感じました。
その想いから、これまでの経験をもとに社会福祉法人蒼天を設立。
子ども・障がい者・高齢者の福祉をつなぐ新たな拠点として、「みんなの学校プロジェクト」をスタートしました。
私たち蒼天は、SMSCの意思を引き継ぎながら、「みんなのための福祉を」という理念のもと、分野や制度の枠にとらわれず、地域に生きるすべての人の幸せを支える活動を続けています。
誰かの幸せが、誰かの幸せにつながる。
それが、私たちの目指す「地域協生社会」です。