あなたの寄付で開発途上国の人々を「自立」に導きます。
1980年の設立以来、アジアの貧困地域や難民居留地にて、教育支援や水・衛生環境の整備を行ってきました。私たちの活動の核は、一貫して「支援に頼らない自立した人・地域づくり」です。学校建設や人材育成、インフラ整備を通じ、現地の人々が自ら考え、未来を切り拓くための「きっかけ」を提供します。その国の文化や伝統を尊重し、一方的な支援ではなく、真の自立・自助を後押しする伴走者として、世界中の人々が自分の足で歩める社会を目指しています。
日本では「湯水のごとく」という言葉がありますが、実はインドでは都市部でさえも十分な量の安全な飲み水や生活用水を得ることは困難です。特にチベット難民居住区は山間部でもあり、安全な水の確保は容易ではありません。弊会は1998年から継続的にチベット難民居住区の生活環境改善を支援しています。
ヒマーチャルプラデッシュ州は北にヒマラヤをたたえる山間地帯で、冬にはマイナス5度まで下がる過酷な生活環境にあります。60年前にチベットを脱出した難民の方々の多くは、この地域で「仮住まい」の生活を始めました。ところがその後、事態は硬直化し、「仮住まい」で60年もの歳月が過ぎ、もう二世代目、三世代目となり、家屋や公共設備は老朽化し、普段の生活にも大きな支障が出ています。当会ではそれらの中でも最も重要な学校、病院、家屋、水設備を中心に改築や新築を行ってまいりました。
教育支援として、これまでに6万冊以上(初版)のチベット語絵本の配布を支援してきました。インドに住むチベット難民の児童たちは母国語や母国の文化に触れる機会がどうしても少なくなってしまいます。チベット語の絵本を通してチベット語とチベット文化に触れる機会を増やすことに尽力しています。
しかし、皮肉なことに、子どもたちの一番人気は、ネタ切れで作ってしまった日本の「金太郎」のチベット語絵本とのことです。ある小学校の校長先生が、「私の知っている日本語は、キンタロウ、モモタロウ、ウラシマタロウ。私も小学生のときに読みましたよ。」とニッコリ。支援活動も30年近く継続してやっておりますと、小学生が校長先生になってしまいます。
弊会はチベット人居住区にある学校や病院、その他の公共施設でトイレの建設・改築を行っています。意外かも知れませんが、実はトイレの清潔さと生徒の出席率には密接な関係があるそうです。インドでは、特に女子の間では、学校に行きたくない理由として「トイレが汚いから」はいつもトップ5に入るそうです。衛生的なトイレは、感染症予防だけではなく、子どもたちの心に安心感をもたらします。